抵当権の抹消・引渡し

引渡し前の確認

引渡しの前に物件の確認をおこないます。

確認する内容としては

・境界の明示

・付帯設備の確認

・備品、付帯設備等の確認

・その他、物件状況の確認 引渡し前の最終チェック

などがあります。

残代金受領・物件の引渡し 

物件確認が完了したら、いよいよ物件の引渡しです。

売主様買主様双方にとって取引の安全を万全に期するため特別の取決めがなければ

・残代金の受領(買主様から売主様へ)

・物件の引渡し(売主様から買主様へ)

・所有権の移転(売主様から買主様へ)

以上3つを同時同日におこないます。この不動産取引は「決済」と呼ばれています。

 

〈引渡し前に必要なご準備〉

・お引越し

・物件の清掃(ゴミやお忘れ物のないように)

・水道・電気・ガスのストップと精算

・郵便局への転居届

・登記済権利証の最終確認

・印鑑証明・住民票などの必要書類の取得

・鍵の確認

・買主様に引渡しする関係書類等の確認(パンフレット等)

・住民票の移動(移動前には必ず不動産会社に報告のこと)

・実印のご準備

・通帳、届出印のご準備など

※その他、書類や手続きが必要な場合もあります。詳しくはご担当者までご確認ください。

 

決済時に買主様へ物件を引き渡ししますので、前日までにはお引越しを済ませ(オーナチェンジなどの賃貸中物件を除く)空き家の状態にしていただく必要があります。

抵当権の抹消

売却する不動産に住宅ローンなどの抵当権が設定されている場合には、事前に抵当権者(銀行など)にその旨を伝え、決済当日までに残債を精算し抵当権を抹消する必要があります。
抵当権抹消の書類手続きは所有権移転登記と合わせて司法書士に依頼します。

決済をおこなう場所は大金が動く関係上もあり、安全性を期し、銀行でおこなうのが一般的です。